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ミルキークイーンの誕生は1985年、農水省の「スーパーライス計画」が立案され、スーパーライスとして食味が良く粘りの強い米の開発を目的として始まりました。
従来の都道府県主導の新米計画とは違い、国主導の事業として農業研究センターの稲育種法研究室で研究がはじまり、コシヒカリの突然変異として誕生したのがミルキークイーンです。
お米の特徴としては、元々、他にはない低アミロースなお米を目指して開発されたので、アミロース含有量が低く、粘りが強く、モチモチふっくらとした触感で、冷めても硬くなりにくいのが特徴です。
【冷めても美味しいミルキークイーン】
お米はアミロース含有量が低いほど米質は柔らかく粘りが多くなり、冷めても硬くなりにくいお米になります。ミルキークインはその特徴的なお米なのです。
つまり、ミルキークインのアミロースの含有量は、「コシヒカリ」の半分程度かそれ以下です。地域で違いますが登熟期の温度条件により変動し10%前後といわれています。
例えば、もち米は、アミロースを含んでいないためにモチモチしていますし、パサパサのお米(うるち米)は高アミロースのお米となります。
ごはん以外での利用を考えると、米菓については、タンパク質含量、アミロース含量が低く澱粉の膨化性があり適性が高く、美味しいお煎餅が出来る評価があります。
また、ご飯の粘りと味の関係について考えてみると、うるち米の味は、ご飯の粘りと大きく関係します。一般的にいうと、つまりご飯は粘りが強いほどおいしいと感じ、逆に粘りが少ないパサパサしたご飯はおいしいと感じないのです。
【ミルキークイーンはモチモチおにぎりに】
そのままでも美味しい品種ですが、以上の事から一般のお米に、より良い触感や弾力が欲しい場合に、ミルキークイーンを混ぜることは大変有効です。
複数のお米の品種を混ぜ合わせる全体の味を引き上げるるのでブレンド米としても大変向いている品種と言えます。
味が強く、粘りの強いお米ですので、チャーハンやカレーには向かない一方で、和食、お弁当、おにぎり等に大変相性の良いお米ですので、一度そのもちもち感を体験してみるのも良いかも知れません。
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